今まで経験したトラブル

ランサーエボリューションを購入してから私が経験したトラブルを綴りたいと思います。

これらのトラブルはGT-A特有では無く、ランサーエボリューション全般に起こりうるトラブルです。

1.ACD&AYC油圧ポンプ不良
納車数日後にACDスイッチを切り替えると車の特性はどう変化するか試してみようと思ったところ、ACDが今どのモードに入っているのかを示す3個のインジケーターが全点灯していて、ACDスイッチを何度も押してもインジケーターに何の変化も起きず、おかしいなと思いネットで調べたところインジケーターが全点灯するのはACD&AYCに何らかのトラブルが生じたときに示すエラーサインの様です。さらに調べるとこのエラー原因はどうやらACD&AYCの油圧ポンプの故障の可能性があるとのことです。

早速購入した中古車店に連絡して症状を伝えたところチェックしますので入庫させてくださいということになりました。エボが納車されて喜んでいたところ1週間も経たずに入院です。購入した中古車店はエボに詳しいショップでは無かったので中古車店と繋がりのある三菱ディーラーで原因究明してもらうことになりました。預けてから中古車店から連絡が入って、「やはりACD&AYCポンプ故障でした、、、」との悲しいお知らせが入りました。私はあーやはりそうか、、修理代幾ら掛かるんだろうと不安になりました。

ACD油圧ポンプ交換はアッセンブリーでの交換になるので部品代だけで20万、工賃を含めると30万円コースの大きな支出を伴う修理になってしまいます。中古車店では油圧ポンプの部分は保証対象箇所にはなっていませんでした。ただ中古車の保証期間内ではあったので中古車店のご厚意により、「リビルド品のポンプを使用して交換するのはどうでしょう、その費用は全額負担できませんがお客さんと折半という形で保証します」と提案いただきました。自分でこの時点で新品ポンプ交換で30万支払うのはかなりきつかったのでもう即答でお願いしますと回答し中古ポンプで修理することになりました。ちなみにリビルト品を使用した場合の修理費は総額10万くらいでした。

ポンプ交換が完了した知らせを受けてエンジンを掛けてチェックします。ACDインジケーターはちゃんとTARMACの1灯しか点いていません。ACDスイッチを押すとTARMAC→GRAVEL→SNOWとインジケーターの移動が確認できます。これでトラブルが解消しました。

ACDインジケーターが全点灯したまま油圧ポンプが故障した状態で走り続けることはできます。ただACDもAYCも油圧が命ですので、油圧が低下すると本来の機能が発揮出来ません。スポーツ走行すると車両の挙動がおかしくなっているのも感じるようになります。エボVII以降はACD,AYC機構はエボの特徴といえる部分でこの電子制御によりコーナリング性能を格段に向上させているので油圧ポンプ故障になったらやはり交換したほうがいいとは思います。
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2.ラジエターの水漏れ
ラジエターのアッパー側の水漏れはエボにはよくあるトラブルです。私の車両も1年程経過してからラジエター上部から水漏れを起こしてラジエター交換することになりました。圧が掛かる部分なのでこのトラブルが出てしまうのは致し方のないところですが、この時純正よりハイプレッシャーのラジエターキャップに交換してしまっていた為、その症状を早める結果に繋がってしまったのも原因かと思います。

ラジエター交換後はノーマルと同じ圧力のラジエターキャップに戻しました。ちなみにラジエター交換の費用ですが新品だと約10万くらいですが、私はリビルド品を使用して交換してもらったので6万くらいでした。このトラブルになったユーザーさんは社外のオールアルミ製のラジエターに交換する方も結構いると思います。私は純正のラジエターはまた水漏れの可能性があるとは思いますがメーカーが意図してエボにはこのラジエター(たしかカルソニック製?)を使用している理由があると思うので純正を選択しています。社外でも良い性能と品質のものがあれば純正より安く交換できると思います。
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3.サージタンク部のホース抜け
ある日を境に赤信号等で停車している時にアイドリングが不安定でハンチングするようになっていました。気にはなっていましたが特に走行中問題無いのでそのまま乗り続けていました。ある日、交差点から発信しようとした時にアイドリングが落ち込んでそのままストールしてしまい、慌てて路肩に車を寄せて停車しました。一瞬何が起こったかわからず頭が真っ白になりました。試しにエンジンを再始動したら問題なく掛かりその場から移動することができました。

さすがにエンジンストールしてしまうくらいの症状が出たので問題だなと思いその後にディーラーさんで見てもらうことにしました。症状を一通り伝えた後、チェックしてもらったところ、「原因がわかりました!一緒に見てください」と作業場に呼ばれて見たところ、プレッシャーレギュレーターに繋がるバキュームホースが外れていました。これでは当然、エンジンに入る空気の量が変わりアイドリング不調を引き起こす訳です。とりあえず対策として抜けないようにタイラップ止めすることになりました。その後は不調は起きていません。エボユーザーの方は事前対策としてこの部分をタイラップ止めやホースバンドで抜けないように締めておくとよいかもしれません。
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4.ドライブシャフトブーツ破損
定期点検に出したときにディーラーさんから右側のインナードライブシャフトブーツが割れてます。交換した方がいいですとの指摘を受けました。ドライブシャフトブーツは強化ゴム製なのでいずれかは劣化する時期がきます。幸い中のグリスが噴出するようなひどい状態にはなっていませんでしたが、放置しておくとドライブシャフトまで交換することになってしまうので早めに対処することにしました。

修理見積を出してもらい修理をお願いしたところ、数日後に電話が掛かってきました「ドライブシャフトブーツがメーカー廃盤になっていました、、」私はある意味消耗品であるブーツが廃盤になっているので、え!そんな大事な部分が廃盤になってるの?と驚きました。そこでディーラーさんでは代替案として「リビルド品のドライブシャフトブーツがあるので、ドライブシャフトブーツごと交換するのはどうでしょう。修理代金は見積もりの値段でやります。」とのことでしたので、ドライブシャフトブーツごと交換することになりました。

ドライブシャフトブーツの劣化でしょうが、この時に私は車高調のキャンバーとナックルボルトで合計3度のネガティブキャンバーを付けていました。このキャンバー角もブーツの割れを促進してしまったようです。以降はナックルボルトの位置を戻して2度に抑えました。サーキット走行時にキャンバー角を付けるのはコーナリング時には有効で寝かしていたのですが、ほどほどにしておいた方が良いということですね。

ちなみにCT9Aの純正ドライブシャフトブーツはすべて廃盤になっているそうです。社外品もあるそうですが、ディーラーさん曰く耐久性という部分で未知数なのでもし今後もブーツ交換するときはリビルド品のドライブシャフトごと交換することをおすすめしますと言われました。ただAYCポンプもそうですが、リビルド品はメーカーで常に在庫を持っているわけではないので入手に時間がかかることがあります。旧車乗りにとっては部品の廃盤は必ず直面する問題ですね。
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補足
前のブログにも書きましたが私のエボは記録簿が無くどのようにメンテ、修理されていたのか一切履歴が分からない個体でした。通常はタイミングベルトを交換したら交換した記録のシールがエンジンルーム内にあるのですが、それも無く交換されているのかどうかも分かりませんでした。

納車当時の現状で何かトラブルを抱えていないか不安なところもあったので私は近所の三菱ディーラーさんにお願いして一通り点検してもらうことにしました。車体番号等でも調べてもらいましたが私の個体は三菱のデータベースにはもう履歴はありませんでした。点検してもらったところとりあえず現状大きな問題は無いということで安心しました。ただエンジンカバー外してもタイミングベルトは交換されたかどうかまでは分からなかったとのことでした。納車して1年後に車検でしたが念の為にその際にタイミングベルト、ウォーターポンプ等交換してもらいました。

今は三菱ディーラーさんのメンテナンスパックに入って定期的にメンテナンスしてもらっています。私のお世話になっている三菱ディーラーさんはエボ乗りの気持ちをよく理解しているのでこの際新車に乗り換えませんか?とは一切勧めてきません。長く乗れるように色々アドバイスや協力していただいています。三菱の方もランサーエボリューションは三菱の誇りで大切な思いを持ってくれているんじゃないかなって思います。

エボは独自のAYC,ACDの様な電子制御をしている複雑な機構をもった4WD車なので三菱ディーラーやエボに精通しているショップで定期的に点検及びメンテナンスをすることがエボを調子よく長く乗り続けるためには必要なんじゃないかなと個人的には思います。
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